「JWPA Wind Vision 2023」策定 ~安心・安定・持続可能な社会の実現に向けた風力発電の貢献~(8月22日更新)
2023/05/29
- JWPAからのお知らせ
JWPAでは、我が国が目指すべき社会の姿と、その実現に貢献するために必要な風力発電の導入量及び各種施策をとりまとめた「JWPA Wind Vision 2023」を策定しました。
2015年のパリ協定を契機に、気候変動に関する世界の認識は大きく変化し、脱炭素化の推進は、気候変動対策と経済成長両面のキーファクターとなっています。
他方、新型コロナウィルス感染症による社会活動への影響や、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により世界のエネルギー情勢は混迷の度合いを深め、風力発電を含む再生可能エネルギーの最大限導入は、エネルギー安全保障の観点でも最重要政策となっています。
我が国においても、政府は2050年カーボンニュートラル宣言をはじめとするエネルギー・環境分野における様々な中長期戦略を打ち出しました。加えて、2023年2月には、「GX実現に向けた基本方針」を策定し、エネルギー安全保障の観点も含め、化石エネルギー中心の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換する、「グリーントランスフォーメーション」(GX)を推進しています。
このような状況下、風力発電業界の各種取組みの更なる加速化・充実化を図る必要性に鑑み、今般、2050年までを視野に入れた新たなWind Vision「JWPA Wind Vision 2023」を策定しました。
JWPAは、本Wind Visionで示す基本的な方針及び考え方に基づき、風力発電の最大限導入により、安心・安定・持続可能な社会の実現に邁進してまいります。
(8月22日更新)
記載に誤りがありましたので30ページを差し替えました。
・JWPA Wind Vision 2023 全文
JWPA Wind Vision 2023_20230529_Full
・JWPA Wind Vision 2023 概要版