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2021年09月10日

GWEC が Global Offshore Wind Report 2021 を発表

世界風力会議(GWEC:Global Wind Energy Council、JWPAは理事メンバー)が9月10日に洋上風力発電の年間報告書 Global Offshore Wind Report 2021 を発行しました。

世界の洋上風力発電の2020年末の累計導入量は 35.3 GW(風力全体の約5%)、2020年新規は 6.1 GW/年(2019年 6.2 GW/年とほぼ同じ)です。

驚異的なのは今後の予測です。新規導入量は、2025年には 22 GW/年、2030年には 40 GW/年になると予測されています。そのかなりの部分がアジア(中国を除く)になる見込みです。
日本、韓国、ベトナム、米国、台湾、ブラジル、インド の7国は個別章を設けて紹介されています。

これは国際エネルギー機関(IEA)と国際再生可能エネルギー機関(IRENA)が発表したシナリオに基づくと、世界の気温上昇を産業革命前の1.5°C未満に保つには、2050年までに2,000GWの洋上風力発電が必要になるためです。

浮体式洋上風力発電も2030年以降に大きく伸びると期待されています。

【GWECのプレス発表】
World installs 6.1GW of Offshore Wind in 2020, led by China
https://gwec.net/world-installs-6-1gw-of-offshore-wind-in-2020-led-by-china/

【報告書(英文。136ページ、21MB)のDown Loadサイト】:名前等の登録が必要です。
Global Offshore Wind Report 2021
https://gwec.net/global-wind-report-2021/

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