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GOWS-J 2025を秋田で開催 ~世界20か国以上が参加、政策・技術・国際連携を議論~

2025/10/21

  • イベント

2025年10月15日(水)から17日(金)にかけて、秋田市(あきた芸術劇場ミルハス、秋田市文化創造館、にぎわい交流館「あう」)において、国内最大級の洋上風力国際会議「Global Offshore Wind Summit – Japan 2025(GOWS-J 2025)」が開催されました。

本イベントは日本風力発電協会(JWPA)とGlobal Wind Energy Council(GWEC)が主催するもので、今年は5回目の開催となります。官民・産学の国内外関係者700名を超える参加者が集まり、「日本の洋上風力の現在地」というコンセプトのもと、我が国の洋上風力発電の現状と今後の展望について活発な意見交換が行われました。

会期中は、政府や自治体、事業者、研究機関による各種セッションが行われ、政策動向、浮体式技術、サプライチェーン、人材育成、地域共生、欧州やアジアでの先行事例の紹介など、多岐にわたるテーマが取り上げられました。
また、韓国や台湾をはじめとするアジア諸国の風力産業団体との交流が活発に行われ、10月16日には台湾洋上風力産業協会(TOWIA)とJWPAとの間で、アジア地域における協力体制の強化を目的としたMOU(覚書)が締結されました。
JWPAは今年7月に韓国風力産業協会(KWEIA)ともMOUを締結しており、韓国・台湾をはじめとする東アジア地域における連携の枠組みがさらに広がっています。これにより、洋上風力発電の導入促進、技術革新、サプライチェーン構築、人材交流などの面で、域内連携の一層の深化が期待されます。

 さらに、会期中には駐日欧州連合代表部および駐日各国大使館関係者とJWPAとの会議も開催され、洋上風力をめぐる現状や国際的な連携などについて意見交換が行われました。

 JWPAは今後も、こうした国際イベントの企画・主催を通じて、国内外の関係機関との連携や技術・人材・ビジネスの交流を促進し、地域と共生する持続可能な洋上風力発電産業の発展に貢献してまいります。

開会式のテープカット

駐日欧州連合代表部との会議

オフィシャルディナーパーティに登場した”なまはげ”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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