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日本風力発電協会(JWPA)と台湾洋上風力産業協会(TOWIA)がMOU締結 ~アジア地域における洋上風力発電の発展と連携強化に向けて~

2025/10/17

  • JWPAからのお知らせ

日本風力発電協会(東京都港区、代表理事:秋吉 優、以下「JWPA」)は、20251016日、台湾洋上風力産業協会(台北市、会長:Viola Lin、以下「TOWIA」)と、1015日から17日に秋田市で開催中の「Global Offshore Wind Summit-Japan2025」において、洋上風力発電分野における協力およびアジア地域での産業発展を目的とした覚書(Memorandum of Understanding, MOU)を締結しました。

MOUは、日本と台湾の洋上風力市場において導入促進、技術革新、サプライチェーン強化を推進するため、両団体が協力関係を深める枠組みを定めるものであり、今後、アジア全体の洋上風力産業の持続的な発展と国際競争力の向上に寄与することを目指しています。

 MOUに基づき、両協会は以下の取り組みを進めていきます。
・洋上風力発電の技術開発と市場拡大に向けたビジネス機会の創出とサプライチェーン連携の促進
・洋上風力発電分野における情報・知識・経験の定期的な共有
・セミナー、ワークショップ、視察、ネットワーキングイベントなどの共同開催
・アジア地域における産業リーダーシップの強化および持続可能な市場形成の推進 

MOU20271231日まで有効であり、双方から特段の申し出がない限り、2年ごとに自動的に延長されます。 

JWPAの秋吉代表理事は、「日本と台湾は、アジアの洋上風力市場において重要な役割を担っています。今回の覚書締結を通じて、お互いの知見や強みを生かし、地域全体の脱炭素化と産業発展に一層貢献してまいります」と述べました。
TOWIA
Viola Lin会長は、「本パートナーシップは、台湾と日本だけでなく、アジア全体の洋上風力産業の発展に向けた大きな一歩です。両協会の協力が、産業競争力の向上とクリーンエネルギー社会の実現につながることを期待しています」とコメントしています。

 本締結を契機に、JWPATOWIAはさらに連携を深め、洋上風力発電がアジア地域の持続可能なエネルギー供給の中核として発展していくことを共に目指してまいります。

左:JWPA代表理事 右:TOWIA会長

MOUサインの様子

 

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