GWEC が世界洋上風力年報 Global Offshore Wind Report 2023 を発表

(↑ グラフは上から、2006～22年の新規導入実績の推移、2022～32年の新規導入の予想、地域別のJack-Up Vessel隻数。）

GWECが世界の洋上風力発電の年間報告書を発行しました。

・2022年の世界の洋上風力発電の新規導入量は8.8GW/年。2021年の21.1GW/年に次いで歴代2位。

・世界19ケ国で累計64.3GWの洋上風力発電が運転中で、風力発電全体（陸上＋洋上）の7.1％を占める。

・将来予想は今後10年間(2023～2032年)に32の市場で380 GWを超える洋上風力発電容量が追加される。

・地域的には、ほぼ半分がAPAC地域、次いで欧州(41%)、北米(9%)、中南米(1%)となっている。

・サプライヤーチェーンは、2026年までに中国を除く世界のすべての地域で潜在的なボトルネックが発生する。

　この解消にはさらなる投資と世界的な協力が必要になります。

目次

Foreword 2
Executive Summary 6
Part 1: Offshore Wind Enablers 13
Part 2: Technology 41
Market Status 2022 52
Markets to Watch 59　*
Market Outlook 2023-2032 90
Appendix 108

*国別記載は、豪州、ニュージーランド、日本、韓国、ベトナム、インド、米国、カナダ、ブラジル、コロンビア、南アフリカの11ケ国。

Global Offshore Wind Report 2023

https://gwec.net/gwecs-global-offshore-wind-report-2023/