第7次エネルギー基本計画に向けたJWPAの提言 -風力発電の大量導入による安心・安定・持続可能な社会への貢献-
2024/12/02
- JWPAからのお知らせ
一般社団法人日本風力発電協会(JWPA)は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、風力発電業界としての課題認識に基づき、第7次エネルギー基本計画への反映を目指した具体的な導入目標と重要施策を提言 として取りまとめました。
現在、世界のエネルギー情勢は混迷を深めており、エネルギー安全保障上のリスクが高まっています。世界が目指す「脱炭素社会」および「エネルギー・経済安全保障」の実現の鍵は、自国の資源である再生可能エネルギーを最大限に活用することであり、風力発電の導入拡大は、我が国における将来の電力需要と再生可能エネルギーの導入ポテンシャルの観点からも不可欠です。
このような状況を踏まえ、本提言では、第6次エネルギー基本計画で掲げられた2030年度の導入目標の進捗を確認し、その課題を分析した結果を基に、風力発電業界と政府が取り組むべき具体的な施策を整理しています。
現在、風力発電を取り巻く環境は厳しさを増しており、業界の持続可能性に課題が生じています。JWPAは、政府が第7次エネルギー基本計画において、2050年カーボンニュートラルの実現およびエネルギー安全保障の観点から、風力発電の導入拡大に向けた明確かつ具体的な意思を示すことを強く期待します。