2015年03月31日
JWPA環境アセスガイドを発行しました
JWPA環境アセスガイドの対象となる風力発電所の規模は小さいものの、地域や住民の理解が得られるよう円滑なコミュニケーションを図るためにも効果的・効率的な環境アセスメントは必要であることから、以下の方針に基づいて改訂を行いました。
○ 小規模風力発電事業のための環境アセスメントを実施するためのガイドブックであることを明示
○ 法令や条例、自主アセス等の対象となる規模を明確化
○ 目次や記載内容、掲載情報、図表及び資料を見直し、適切な内容に更新
また、本ガイドにおける主なポイントを以下に紹介します。
(1)対象規模の明確化:法令や条例の対象規模未満となる発電出力で1,000kW以上の風力発電所
(2)法令に規定されている配慮書手続及び報告書手続については原則として不要
(3)環境影響評価項目の絞り込みによる効果的・効率的な環境アセスメントの実施
・必須項目として選定することが望ましい評価項目:騒音・超低周波音、動物(特に、鳥類)、景観
・但し、地域特性等に配慮しつつ事業者の判断で必要な評価項目を追加
・工事に伴う環境要因に対する評価項目は基本的に除外(必要に応じて追加を検討)
(4)洋上風力発電事業については対象外
本ガイドの全文は以下を参照願います。
http://jwpa.jp/cms/wp-content/uploads/JWPA-EIAguide_March2015.pdf