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2017年09月26日

日本学術会議が「再生可能エネルギー利用の長期展望」を発表

日本学術会議が「再生可能エネルギー利用の長期展望」の報告書を発表しました。

出典:再生可能エネルギー利用の長期展望 2017年9月26日 日本学術会議
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170926.pdf

報道:日本の再エネ導入、ポストFITや長距離輸送が重要 日本学術会議の報告書 
   2017年9月29日 環境ビジネスオンライン
   https://www.kankyo-business.jp/news/015738.php

要点
2 現状および問題点
1) 日本には、全電力需要だけでなくエネルギー消費量全体にも匹敵する量の再生可能エネルギーが存在する。
2) EU では、再生可能エネルギーの発電比率が20%(水力除く)を超え、基幹電源に位置付ける国が増えている。
3) EU 諸国で、再生可能エネルギー拡大施策による国民の経済負担の再調整が課題となっている。
4) 日本では、急速に進む太陽光発電に対し、風力発電や地熱発電の導入が遅れている。
5) 日本の再生可能エネルギーの拡大の課題として、送電容量不足、電気料金上昇がある。
3.報告内容
(1)2) 安価な風力発電は、日本では風況の良い地域が限られ、時間変動、地域変動が大きい。長期的には、季節変動を含む長期間の貯蔵、安価な海外風力利用を視野に長距離輸送技術の発展が重要である。

※風力の出力変動対策として、風力熱貯蔵や水素製造を推奨している点は、広域連系による対処を挙げているIEA Wind Task25と異なっています。
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/res/wind/images/IEA_WIND_Task25_Ph1_JP.pdf

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