2018年04月03日
「東北北部エリアにおける電源接続案件募集プロセス」について
本年4月以降、東北北部エリアにおける電源接続案件募集プロセス(以下、「本プロセス」という)における入札の受付が開始される見込みです。
日本風力発電協会(以下、「当協会」という)の理事会では、本プロセスが早期に成立し、我が国風力発電の導入拡大を迅速に進めるため、本プロセスにおける入札が円滑且つ適切に行われ、落札者(優先系統連系希望者)が安易に辞退するような事態に陥らぬよう、入札への参加に際しての留意事項を検討いたしました。
当協会の理事会として、以下に提示する留意事項を満たしている風力発電の案件が入札に参加すべきであることを、我が国風力発電に携わっている全ての方々に対して表明いたします。
≪入札へ参加するために必要なこと≫
(1)応札しようとする案件の計画地における風況調査(風況観測・解析)を実施していること、又は、風況調査に着手していること
(2)応札しようとする案件の計画地における地域の自治体及び住民等が案件を認知していること
(3)応札しようとする案件の環境影響評価(法・条例・自主アセスの区別を問わず)に関する手続を開始していること
(4)応札しようとする案件の計画地における地盤の性状を地質調査その他の方法により把握していること
(5)応札しようとする者自身により、応札しようとする案件の風力発電設備を適切に建設、保守点検及び維持管理するための計画・設計が行えること
以上
一般社団法人 日本風力発電協会
代表理事 髙本 学