風の国へ
かぜはどうして起こるのだろう

かぜはどうして起こるのだろう?

風は、我々にとって身近な自然が我々に与える現象である。風鈴を動かす、気持ちの良い そよ風から台風のような、建物などを壊していく強風までさまざまである。
古代から人々は風を感じた。時に風は神様の仕業となり、そして信仰の対象となった。
しかし、風は太陽の恵みにより吹いているのである。
太陽は地球を暖めている。でも、右図のように 暖める場所や暖められるものによって温度差が発生し、 その温度差によって風が発生するのである。
太陽は赤道付近を熱く温め、北極・南極は殆ど暖めていない。
その温度差を少なくするために地球規模で対流を起こしている。
それが大きな気流となり、大きな地球の風の流れとなっている。
太陽に暖められる地球の図



また、陸地と海の温度差によっても風は起こる。

日中、太陽が陸地と海を暖める。
しかし、陸地に比べて海の温度は上がらないため、 陸地の空気が先に上昇を始める。
そのことによって昼間は海から陸に風が吹いてくる。

夜になると陸地が先に冷えるため、 空気が下降し陸から海に風が吹くのである。
海風と陸風の図


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